乳腺の検査・治療についてのQ&A
さくやま乳腺クリニックでは、
マンモグラフィ、エコー以外の画像検査はできるのでしょうか。
外注の検査となりますか?
はい、画像診断につきましては、単純造影CT、乳腺造影MRI、全身PET-CT等、御池クリニック様をはじめとした画像診断専門施設にご紹介して施行しております。
その検査データ、診断結果は当院でオンラインで確認することも可能です。専門医が診断した結果を速やかにお伝えするよう努力しております。
(疾患の性格上、画像診断結果の患者様への説明は原則オンラインでは行っておりません。)
さくやま乳腺クリニックでは、
針生検以外に組織検査で可能なものがありますか?
はい、マンモトーム生検に代表される、VAB(Vacuum Assisted Biopsy)「吸引式乳腺組織生検」が可能で、エコーで見えない微小石灰化に対しておこなわれるステレオガイド下マンモトーム生検が施行可能です。
これにより、腫瘤のない病変(早期乳癌)の発見が可能になります。エコー下のVABも行っております。
さくやま乳腺クリニックで、もし乳癌と診断された場合、手術はできるのでしょうか。
院長は手術をしないのでしょうか。
他院に紹介される場合どのような施設に紹介されていますか?
当院には、入院設備や手術室はありません。そこで、乳がんと診断された患者様は患者様のご希望や居住地やお仕事も考慮し、京都市内やお近くの医療機関に紹介させていただいております。
開院から2年余りで約300名の方の乳がんの診断をしましたが、その治療の紹介先リストはこちらです。
また、院長が過去に手術をさせていただいた患者様で、手術が必要になった場合は、他院に紹介し、そこで院長執刀で手術をさせていただくこともあります。(もちろん保険診療です)
大病院に紹介されたあとは、
さくやま乳腺クリニックには通院することはないのですか?
初期治療、すなわち手術療法、化学療法、放射線療法などの必要な治療は紹介先の病院で施行されます。(紹介後約3ヶ月から1年程度)
その後内服治療や、経過観察となった際は、状況に応じて当院に通院していただき、投薬や検査を定期的に行うことが可能です。
紹介先の主治医の先生に質問や相談をしてみてください。
妊娠中や妊娠の可能性と検査について、
妊娠中や妊娠の可能性のある場合は検査に制限がありますか?
はい、マンモグラフィは放射線を照射しますが、妊娠中でも禁忌ではありません。ただ、基本的にはエコー検査のみをおこない、その結果マンモグラフィでないと診断できない疾患が予想された場合のみマンモグラフィは行います。
また、妊娠の可能性については、診察前に問診票の記入をしていただいており、その中の妊娠の可能性「あり」にチェックをされた方は、マンモグラフィは行いません。(後日妊娠の可能性がないと御本人が言われた時に施行しております)